石橋地域コミュニティ推進協議会は、約10年間、地域ぐるみでペットボトルキャップのリサイクル活動に取り組んでいます。現在、約17名のボランティアが中心となり、地域に設置された23カ所の回収ボックスを通じて、年間500kg以上のキャップを回収しています。今回、石橋地域コミュニティ推進協議会の 阪上 君代さんにお話を聞きました。
活動の仕組みと効果
回収されたキャップは、障がい者支援施設で丁寧に分別・加工され、植物のプランター、バケツ、クリアファイルなど、新たな製品へと生まれ変わります。このリサイクル活動は、単に資源を有効活用するだけでなく、様々な地域活動への効果も生み出しています。
障がい者支援: キャップの分別作業で得られた作業料は、障がい者の自立支援に役立てられています。
環境保全: キャップを焼却する際に排出されるCO2の削減に貢献し、地球温暖化防止にも繋がっています。
これらの活動は、学校や地域イベント、広報誌などを通じて積極的に住民に告知され、地域全体でリサイクルの意識を高めています。
Q:キャップリサイクル活動で、苦労されていることやお悩みはありますか?
石橋地域では住民の皆さんの理解と協力が進み、活動は順調に進んでいますが、課題も抱えています。それは、ボランティアの数が十分に足りていないこと、そして池田市全体で見ると、他市と比べリサイクル活動の浸透が十分ではないと感じていることです。協議会は、この活動を池田市全体にも広げていきたいと願っています。
Q:キャップリサイクル活動をやっていてよかったことは?
活動を続ける中で、地域住民の高い協力意識は大きな喜びとなっています。スムーズに進むキャップの収集に加え、自分たちの集めたキャップが新しい製品として生まれ変わるのを見ることは、ボランティアにとって大きな達成感とやりがいになっています。は、これからも地域と環境、そして障碍者支援に貢献するため、ペットボトルキャップのリサイクル活動を推進していきます。
当社は社内でペットボトルとキャップの仕分をしており、仕分したキャップを
石橋地域コミュニティ推進協議会に寄贈しています。今年で約6年目となりますが、今後も積極的に協力させていただきます。