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お通夜の持ち物一覧|香典・数珠・袱紗など参列前に確認したいものを解説

お通夜の持ち物一覧|香典・数珠・袱紗など参列前に確認したいものを解説


お通夜に参列することになったとき、何を持って行けばよいのか、どのような服装で向かえばよいのか迷う方は少なくありません。
急な訃報を受けた場合は、確認したり、準備したりする時間が限られてしまい、不安を抱えたまま当日を迎えてしまう人も多いでしょう。

  • お通夜には何を持って行けばよいのか

  • 服装やバッグ、ハンカチはどのようなものを選べばよいのか

  • 急な参列で喪服がない場合、どのように整えればいいのか

この記事では、お通夜の持ち物一覧を中心に、参列前に確認したい服装や身だしなみ、状況に応じて見直したいポイントまでわかりやすく解説します。必要なものを落ち着いて確認し、故人を偲ぶ場にふさわしい準備を進めるための参考としてお役立てください。

あわせて読みたい

「失礼のない通夜のマナー|服装・香典・焼香・ご家族への配慮のポイント」

【目次】


お通夜で用意する持ち物

お通夜で用意する持ち物[1]

香典・香典袋|金額や書き方も事前に確認する

お通夜でまず確認したい持ち物のひとつが、香典と香典袋です。香典は、故人を偲ぶ気持ちを表すものであり、多くの場合、香典袋に入れて持参します。
ただし、家族葬では香典を辞退される場合もあるため、案内状や事前の連絡の有無を確認しておきましょう。

また、香典の金額や香典袋の書き方は、故人との関係や地域によって異なります。
たとえば、友人や知人として参列する場合と、親族として参列する場合では、包む金額の目安が変わることがあります。

表書きも仏式では「御霊前」が一般的ですが、宗派によっては異なる場合があるため、迷うときはご家族に近い方や葬儀社へ確認しておくと安心です。 

詳しくは「【図解】香典のお金の入れ方・お札の向き|失礼のない準備と作法」も参考にしてください。

袱紗|冠婚葬祭で適切な色味が異なる

香典袋をそのまま持参するのではなく、袱紗に包んで持っていくのが一般的な作法です。袱紗は、香典袋を汚れや折れから守る意味に加え、故人やご家族への礼を尽くす意味でも用いられます。そのため、香典の準備と併せて袱紗も用意しておきましょう。

また、葬儀で使用する袱紗の色は黒、紫、紺、グレーなど、寒色で暗い色のものが適切です。結婚式やお祝い事などの慶事で使用されるような暖色や明るい色・華やかな色のもの・光沢のあるものは葬儀では避けるのがマナーです。紫(とくに深みのある本紫)なら慶弔両用できるので、ひとつ持っておくのがおすすめです。

お通夜の受付では、袱紗から香典袋を取り出して渡すため、会場に着いてから慌てないよう、あらかじめ扱い方を知っておくと落ち着いて対応しやすくなります。

数珠|無くても焦る必要なし

数珠は故人を偲ぶ気持ちを静かに表す仏具で、焼香や合掌の際に手に掛けて使います。仏式のお通夜では、数珠を持参することが一般的です。事前に仏壇・仏具の直売店や百貨店、オンラインストアなどで手配しておくとよいでしょう。

ただし、参列前に数珠が見当たらない場合でも、必要以上に慌てる必要はありません。
数珠については、以下のように考えると分かりやすいです。

・仏式のお通夜では、持っている場合は持参する
・キリスト教や神道など、宗教や形式によっては不要な場合がある
・数珠を持っていないことだけで、直ちに失礼にあたるとは限らない
・数珠は持ち主の身代わりと考えられることがあるため、他人から借りることは避ける

数珠が用意できなかった場合は、無理に借りようとせず、心を込めて静かに合掌と焼香を行いましょう。まずは「持っているなら持参する」「ない場合も落ち着いて参列する」という考え方を押さえておくと安心です。

選び方や扱い方まで詳しく知りたい場合は、「お通夜での数珠の正しい選び方とマナー|宗派別・男女別の違いも解説」で確認できます。

あると便利なアイテム|かさばらないように注意する

お通夜で用意しておくべきもののほかに、あると便利なアイテムも、手持ちでかさばらないなら持参するといいでしょう。

  • ハンカチ
    涙をぬぐう場面だけでなく、身だしなみを整える際にも使えます。ただし、色味は無地で白・黒・グレー・ネイビーなど落ち着いたものが適切です。

  • 折り畳み傘
    天候が不安定な日の葬儀で役立ちます。濡れた喪服のままだと、周囲の参列者にも迷惑がかかる場合があります。

  • ティッシュペーパー
    ハンカチと同様、身だしなみをするときにも重宝します。

  • 予備のマスク
    人混みの中で室内の空気を気にする場合は、マスクがあると快適でしょう。また、エチケットとして持参しておくと、多少の咳やくしゃみも問題になりにくいでしょう。

特に意識したいのは、「お通夜の場で必要になりやすいかどうか」で持ち物を見直すことです。
また、バッグの中の荷物が多くて雑然としていると、受付や会場で必要なものをすぐに取り出しにくくなるため、持ち物は必要な範囲に絞って整えておくことが大切です。


お通夜に適した服装と身だしなみ

お通夜に必要な持ち物だけでなく、適切な服装を用意し、身だしなみの確認もあわせてしておくことが大切です。お通夜では、故人を偲び、ご家族に配慮する姿勢が大切にされるため、華やかさよりも控えめで整った印象を意識することが基本です。
ここでは、男性、女性、子どもの立場ごとに、参列前に確認しておきたい服装と持ち物を整理します。

男性のお通夜に適した服装とアイテム

男性がお通夜に参列する際は、喪服を用意できる場合は喪服を着用します。ただ、急な参列で喪服の用意が難しい場合は、黒や濃紺のスーツで参列しましょう。

喪服・スーツでは、白いシャツに黒のネクタイを合わせ、靴下や靴も黒でそろえると、全体として落ち着いた印象になります。光沢の強い素材や、金具が目立つ靴、小物の装飾が多いものは避けるのが無難です。ベルトも金属製のバックルが付いたものは避けましょう。

女性のお通夜に適した服装とアイテム

女性がお通夜に参列する際は、弔事にふさわしい喪服を選びましょう。急な場合で喪服の用意が難しい場合は、黒色や暗い色で無地、装飾が控えめなスーツやアンサンブル、ワンピース(平服)が適切です。

七分袖以上の丈や膝が隠れるスカート丈にして、薄手の黒ストッキングで露出を控えた身だしなみをします。露出の多い服や、強い光沢、華やかな装飾のあるものは避け、お通夜にふさわしい上品さを意識することが大切です。

持ち物では、黒のバッグ、無地のハンカチ、予備のストッキングがあると安心です。
ストッキングは黒が一般的で、伝線する場合もあるため、替えを一足持っておくと慌てずにすみます。また、髪をまとめる必要がある場合に備えて、黒や茶色など落ち着いた色のヘアゴムがあると便利です。
アクセサリーは結婚指輪だけにするなど、できるだけ控えめにするのが適切です。

また、急な参列でネイルを落とすことが難しい場合は、黒の手袋(レースのものなど)を用意するとよいでしょう。

子どもが参列する場合の服装

子どもがお通夜に参列する場合は、学校の制服があれば制服を着用することが多く、制服がない場合は黒、紺、グレーなど落ち着いた色の服装を選ぶのが一般的です。

必ずしも大人と同じ喪服を用意する必要はありませんが、お通夜の場に合った控えめな装いを意識することが大切です。靴や靴下も、できるだけ派手な色を避け、シンプルなものを選ぶと全体が整いやすくなります。

身だしなみとして共通して見直したい点

男性、女性、子どもに共通して言えるのは、お通夜では華やかさを抑え、清潔感のある身だしなみを整えることが大切だという点です。

服装が黒や喪服で整っていても、バッグや靴、ハンカチなどの小物の色や印象が強すぎると、全体の調和を欠いて見えることがあります。そのため、服装と持ち物は別々に考えるのではなく、参列前に一緒に見直すことが大切です。

また、お通夜の間は腕時計を外しておくのが基本マナーです。どうしてもつける場合は、シンプルなものを選び、式が始まる前にカバンやポケットにしまうようにします。

お通夜やお葬式では、光るアクセサリーの類は好ましくありません。

状況に応じて見直したい持ち物と注意点


お通夜の持ち物は、基本を押さえておくことで、失礼のない準備につながります。

ただし、会社帰りに向かう場合、親族として参列する場合、宗教や案内内容に違いがある場合では、優先して確認したい持ち物が少し異なります。

ここでは、持ち物を増やすのではなく、状況ごとに何を先に見直すべきかという視点で整理します。 

急な参列の場合

仕事中や外出先で訃報を受け、そのままお通夜へ向かう場合は、限られた時間の中で何を優先して整えるかが大切です。
このような場合、持ち物を完璧にそろえることよりも、参列に必要なものを落ち着いて確認することが重要です。

まずは、香典と香典袋を用意しましょう。受付で必要になる可能性が高いためです。香典袋は、コンビニエンスストアやドラッグストア、100円ショップなどで購入できます。
できれば、袱紗も用意しましょう。難しい場合は、地味な色のハンカチで代用するといいでしょう。

ただ、急な場合は、すべてを理想どおりに整えられないこともあります。
そのようなときは、華美な色や装飾を避け、故人とご家族への配慮が伝わる装いを意識することが大切です。
必要以上に焦らず、まずは失礼のない範囲で整えることを優先すると、お通夜の場でも落ち着いて振る舞いやすくなります。

親族として参列する場合

親族として参列する場合も基本の持ち物は変わりません。
ただ、立場によって香典の要不要や金額が異なるため、あらかじめ年長者や親族間で相談しておくと安心です。

また、この場合は、一般の参列者より早めに会場へ向かうこともあるため、数珠やハンカチ、服装を前もって確認しておくと安心です。 

宗教や宗派によって異なる場合

お通夜の持ち物は一般的なマナーで整理できる部分が多い一方で、宗教や宗派によって考え方が異なる場合もあります。

たとえば、仏式では数珠を持参することが一般的ですが、宗教が異なれば数珠を使わない場合があります。
香典袋の表書きや、会場での所作についても違いが見られることがあります。
そのため、故人の宗教や宗派が分かっている場合は、それに応じた準備ができるとより安心です。

ただし、一般の参列者として参列する場合、細部まですべてを正確に把握することが難しい場合もあります。
そのようなときは、無理に知識を広げようとするよりも、案内に従い、控えめで丁寧な持ち物と服装を整えることが大切です。


まとめ


お通夜の持ち物は、香典、香典袋、袱紗、数珠、ハンカチを基本に、服装や身だしなみまで含めて確認しておくことが大切です。

急な参列では、すべてを完璧にそろえようとするよりも、黒を基調とした控えめな装いと、必要な持ち物を落ち着いて整えることが失礼のない対応につながります。
家族葬や親族として参列する場合も、まずは基本を押さえたうえで、案内内容に合わせて準備を見直すことが安心につながります。


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